「連休太り」を解消する単純かつ上手な食べ方 リバウンドを回避するには?

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ディビナグラシアの挙げる秘訣は6つある。(1)ジャンクフードを断つ。(2)加工食品を避け、質のいいものを食べる。(3)高カロリーのドリンク類を飲まない。(4)適度な食事量を知り、おかわりをしない。(5)毎日運動する(歩くだけでも、ソファに寝転がっているよりましだ)。(6)言い訳をやめる。

一方、グースはいくつもの落とし穴を指摘する。たとえば、栄養成分表示を読まずに、「低脂肪」とか「低炭水化物」といった宣伝文句に流されること。「低脂肪でも総カロリーは低くないことがある」。これは脂肪分を減らしたために失われた風味を補うために、砂糖が使われることが多いからだ。果汁飲料も、無脂肪だが大量の砂糖を含むため結構なカロリーになる。

添加物や調味料にも注意が必要

添加物や調味料にも注意が必要だと、グースは言う。「ビーフパティの栄養価は抑えてあっても、バンズやドレッシング、エクストラチーズを加えると、総カロリー(535キロカロリー)は、パティとピクルスとトマトだけ(240キロカロリー)より大幅に高くなる」。サンドイッチもバター、マーガリン、マヨネーズを使うと、マスタードだけを使った場合よりも大幅にカロリーが高くなる。

筆者はカロリー計算をしないが、たいていの食品のカロリーはだいたい頭に入っている。体重を減らしたい人は、一般的な食品のカロリー表をダウンロードして、1日の摂取カロリーを500キロカロリー程度減らせる代替食品を探すことを習慣にするといいだろう。

グースはJAMAの論文で、「本人が食生活を適度に変える気にならなければ」、肥満手術を受けてもやせない可能が高いと指摘している。やせたいなら、「(サプリなどでなく)きちんと食事をすること。食べすぎないこと。野菜中心にすること」と、グースは断言する。

最善の減量法ついて、グースは筆者と同意見のようだ。つまり現在の食生活と運動の習慣を持続的に変えれば、ゆるやかだが着実に体重は減る。

(執筆:Jane E. Brody記者、翻訳:藤原朝子)

© 2018 New York Times News Service

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