JT、加熱式たばこの全国販売を6月に前倒し

増強した製造設備の稼働が安定してきたため

 5月1日、JTは加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売を6月4日から開始すると発表した。増強した製造設備の稼働が安定してきたため、いったんは9月に後ずれさせていた全国販売時期を6月に前倒しした。写真は「プルーム・テック」のロゴマーク。2017年5月撮影(2018年 ロイター REUTERS/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - JT<2914.T>は1日、加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売を6月4日から開始すると発表した。増強した製造設備の稼働が安定してきたため、いったんは9月に後ずれさせていた全国販売時期を6月に前倒しした。

全国のコンビニでも販売へ

6月から一部のたばこ販売店で販売を開始し、7月2日からは、順次全国のコンビニエンスストアでも販売を開始する。

現在の販売地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、福岡県、札幌市、仙台市、名古屋市、広島市。

プルーム・テックのたばこカプセルについては、2018年に2億パック(40億本)販売との計画は維持する。デバイスは、18年4月中旬に累計200万台を突破した。18年1―3月期では、JTのRRP(Reduced Risk Products)関連売上高は83億円だった。

JTによると、1―3月期の国内たばこ総市場は2%台半ばの減少となった。紙巻きたばこが15.6%減と大幅に縮小する一方で、RRPは伸びている。たばこ総市場に占めるRRPは20%程度と推定している。

同社は、20年末までにRRP市場で40%のシェアを獲得することを目指している。RRPとは、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品。JTは今後「高温加熱タイプ」と「プルーム・テックの進化版」という2つの新製品の投入を計画している。

(清水律子)

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