「南北首脳会談」、2人の笑顔が炸裂した理由

リベラル派の文大統領らしい作戦

板門店で固く握手をする金正恩・朝鮮労働党委員長(左)と韓国の文在寅大統領(写真:ロイター)

4月27日の朝早く、南北朝鮮の首脳が、堅固な要塞を備えた国境の非武装地帯に足を踏み入れた。彼らは数十年にわたる衝突に終止符を打ち、北朝鮮の核武装計画が引き起こしている緊張を緩和することを目指している。

韓国の文在寅大統領は午前9時30分に軍事境界線で北朝鮮の指導者である金正恩・朝鮮労働党委員長を出迎えた。金正恩委員長は1950年~53年の朝鮮戦争以来、南側の韓国に足を踏み入れる最初の北朝鮮指導者となる。

次はトランプ大統領とのトップ会談

両国首脳会談は十年以上行われてこなかった。今回会談日程の一部として両首脳は国境の停戦村板門店において記念植樹を行う。

南北国境を手を携えてまたがる2人の首脳(写真:ロイター)

27日の南北首脳会談によって準備を整えた金正恩氏は5月後半あるいは6月前半にも米国のドナルド・トランプ大統領と会談する予定だ。両国の現職首脳が会談するのも初めてだ。

ほんの数カ月前、北朝鮮が米国に到達する能力を持つ核弾頭ミサイルの開発を急ピッチで進め、朝鮮半島で今にも衝突が起こるのではないかとの恐怖が高まっていた頃、トランプ大統領と金正恩氏は脅しと侮辱の言葉を投げつけあっていた。

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