最後に、家計の必要経費としてエネルギー関係費と情報通信関係費を加えたエンゲル係数を作成したところ、最近の原油価格の上昇や趨勢的な情報通信関係費の増加の影響により、2017年も家計が圧迫された状態は続いていたことがわかった。エンゲル係数(食料、エネルギー、情報通信関係費)は消費支出全体の39.1%を占め、8年連続で上昇している。
食料に限らず家計の必要経費全体は依然として増加しており、消費マインドの回復や個人消費の増加の芽を見いだすことはできない。
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