女子パシュート、日本が初の金メダル 五輪新記録で優勝

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 2月21日、平昌冬季五輪は、スピードスケート女子団体追い抜き決勝を行い、日本が2分53秒89の五輪新記録でソチ五輪金のオランダを破り、初の金メダルに輝いた。写真は決勝に臨む日本チーム(2018年 ロイター/Damir Sagolj)

[江陵(韓国) 21日 ロイター] - 平昌冬季五輪は21日、スピードスケート女子団体追い抜き決勝を行い、日本が2分53秒89の五輪新記録でソチ五輪金のオランダを破り、この種目で初の金メダルに輝いた。

日本は高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃が決勝に出場。エースの高木美帆は1500メートルの銀、1000メートルの銅に続き今大会で金銀銅すべてのメダルを獲得した。

これにより日本勢の獲得メダル数は11個となり、冬季五輪としては1998年長野大会を超える過去最多となった。

レース後、高木美帆は「チーム全員の力がないと成し遂げることはできなかった金メダル。自分の力だけでなく皆だったから取れた金メダルだと思うので感無量」と話した。

高木奈那は「みんなが見守ってくれていたから最後まで転ばずに良いタイムでゴールできた」。佐藤綾乃は「先輩たちのおかげで五輪新記録の結果に至った」と感謝を表した。準決勝突破に貢献した菊地彩花は「決勝で最高の滑りをしてもらえるように、自分がみんなの壁となって滑れればいいと思った。スケート人生で最高の大会になった」と喜んだ。

決勝で敗れたオランダのアントワネット・デヨングは、「敗退しての銀メダルは残念だが、それでも幸せ。速いレースをした日本がすばらしかった」と勝者をたたえた。

*内容を更新しました。

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