ググっても答えの出ないことに挑戦しよう スタートアップ不安な人へ

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人生を面白くするために、必要なこと

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。この連載を読んでくださっている人は、きっと仕事もできて、自分の将来を本気で考えることのできる方たちだと思います。そんな方たちに、私からできる最後のアドバイスがあります。

それは「グーグルで検索して答えの出ないことにチャレンジしよう」ということ。

Amazonの創始者であるジェフ・ベゾスはこう言っています。「もし挑戦して失敗しても、私は決して後悔しない。でも、もし挑戦しなかったら、80歳になっても後悔しているだろうと思った。挑戦しないことが後悔につながる」と。

この言葉が、「前例のないことをやる」ことを、後押ししてくれているような気がするのです。80歳になったときに、後悔しないように生きるためには、とにかく「やる」しかないからです。

前例のないことをするのは、誰かのまねをしたり、追体験したりするよりも、ずっと大変な作業です。試行錯誤を繰り返さなくてはいけないし、発想力や、行動力などの力も必要になる。ぶち当たる壁だって、もちろん高く険しいはずです。

真剣に、手を抜かずに、愚直に生きよう

だけど、そのほうが絶対に楽しい。私は今まさに「これまでとは違う、採用と就職活動のあり方を再構築しよう」という問題に挑戦しています。

最初は何度も「そんなのうまくいかない」と言われ、見向きもされないこともしばしばでした。でも、私の実体験でも「遊びに来てもらってから、一緒に働く」ほうが、絶対にうまくいくと確信していました。だからこそ、ここまで信念を曲げることなく、貫き通すことができています。

そうは言っても、私たちも、まだ挑戦の途中。うまく実現できるのか、いつ実現できるのかは、私にはもちろん、誰にもわからない。

でも、「今」この瞬間を、「全力で生きる」ことができているという、実感があります。たった一回の人生を、真剣に、手を抜かずに、愚直に、生きたい。そういう自分の思いを裏切ることなく、生きています。

周りの人からどう思われているのかはわかりません。でも、少なくとも、未来の自分が「あのとき、ああしておけばよかった」と後悔するような「今」は、送っていないと断言できます。

あなたのこれからの仕事が、人生が、ココロオドルものになりますように。

次回からはまたココロオドル仕事をしているスタートアッパーたちとの対談が始まります。楽しみにしていていください。

仲 暁子 ウォンテッドリー株式会社代表取締役CEO

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なか あきこ / Akiko Naka

ウォンテッドリー株式会社代表取締役CEO
1984年生まれ。京都大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。退職後、Facebook Japanに初期メンバーとして参画。2010年9月、現Wantedを設立し、Facebookを活用したソーシャルリクルーティングサービス『Wantedly』を開発。2011年12月からサービスを開始。
 

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