アシックスが日本人の足にフィットする理由

ランニングシューズの全容を網羅する蘊蓄

61. 「足長」とは、かかとから一番長い足の指のつま先までの距離を指すが、人によって指は異なる

62. 〈日本人の足は幅広い〉という思い込みが強いが実際には近年の日本人の足形は細くなっている傾向がある

63. ランニングシューズには国内外のさまざまなスポーツメーカーが参入し、メーカー別に特長も異なる

64. 鬼塚喜八郎を祖に持つ「アシックス」は日本人による日本人のためのシューズ開発にこだわる

日本人の足型を徹底的に研究(撮影:今井康一)

65. 日本人の足型を徹底的に研究し、その膨大なデータと経験から生み出されるシューズはプロの信頼も厚い

66. 日本人の足に合うフィット感はもちろんクッション性能の高さも特長で、特に注目すべきは「GEL素材」

67. GELはアシックスが誇る衝撃緩衝材で、スピーバと呼ばれる高反発素材とともにそのクッション性を支える

68. 元来アシックスはシューズ用品メーカーゆえラインナップは非常に豊富で初心者からプロ向けまで手厚い

日本人にフィットする商品が豊富

69. 同じく日本を代表する総合スポーツ用品メーカー「ミズノ」は「ウェーブシステム」と呼ばれるソールが特長

70. ミズノのシューズはよりよい走り心地を追求したスムースライド機能も持ち、走行時の揺れを軽減する

71. ソールに作られた通気口からシューズ内の蒸れを排出するシステムなど複合的に快適さを追求している

72. ミズノもまた日本人向けランニングシューズを中心に開発しており、日本人にフィットする商品が豊富だ

73. 米国ボストンに本拠地を持つ「ニューバランス」は欧米メーカーには珍しく日本人向けの足型を研究・開発

74. それゆえアシックスやミズノと並び、日本人ランナーに高い支持を得ている

75. また1930年代からカスタムによるシューズ製造を行い、足囲によるサイズ選択を可能にした元祖でもある

76. ニューバランスのランニングシューズの特長は「アブゾーブ」と呼ばれる独自のクッション材

77. ランナーが地面から受ける衝撃を吸収するのはもちろん、そのエネルギーを反発させ蹴り出し力に変える

78. 「ナイキ」は戦後の名品・オニツカタイガーにほれ込み、1962年に米国での販売権を取得したことから始まる

79. 米国オレゴンに本社をおく世界的スポーツブランドだが、センスのよいデザインで若年層中心に支持される

80. ナイキのランニングシューズの特長は〈走ることが楽しくなる〉機能をたくさん搭載していること

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三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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