セブン&アイ、3―11月期は8%営業増益に

海外コンビニや専門店事業などが寄与

 1月11日、セブン&アイ・ホールディングスは、2017年3―11月期の連結営業利益が前年同期比8.0%増の2957億円になったと発表した。3―11月期としては最高益となる。写真は都内で昨年12月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングス <3382.T>は11日、2017年3―11月期の連結営業利益が前年同期比8.0%増の2957億円になったと発表した。3―11月期としては最高益となる。国内コンビニ事業の営業増益は鈍化したものの、海外コンビニや専門店事業が増益に寄与した。

売上高にあたる営業収益は同4.4%増の4兆4797億円。

国内コンビニ事業の営業利益は前年同期比0.6%増と伸びが鈍化した。62カ月連続でプラスだったセブン―イレブン・ジャパンの既存店売上高は10月、11月と前年を割り込んだ。3―11月期では0.8%増だったが、客数が0.8%減とマイナスになっている。家賃や人件費などの負担増も利益を圧迫している。

一方、海外コンビニ事業は20.4%増と伸びた。都市部への出店を推進するとともに、収益性を重視して一部店舗の閉鎖も行った。ガソリンの売り上げも伸長した。

スーパーストア事業では、イトーヨーカ堂の赤字幅が縮小したものの、ヨークベニマルが販管費増で減益となった。営業赤字だった百貨店や専門店は黒字転換した。

2018年2月期の連結営業収益は前年比4.5%増の6兆1000億円、営業利益は同6.0%増の3865億円の計画を据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト15人の営業利益予測の平均値は3907億円となっている。

(清水律子)

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