上海市、2035年までに人口を2500万人に制限

「大都市病」対策を断行へ

 12月26日、中国の国務院(内閣に相当)は、2035年までに上海市の人口を2500万人に制限する方針を示した。写真は上海の住宅街。4月撮影(2017年 ロイター/Aly Song)

[上海 26日 ロイター] - 中国の国務院(内閣に相当)は、2035年までに上海市の人口を2500万人に制限する方針を示した。「大都市病」と呼ばれる環境汚染や交通渋滞などの問題を解決する狙い。25日にウェブサイトで公表した。

国務院はウェブサイトで、人口管理は上海市の2017─35年の基本計画の一環で、既に承認されているとし「2035年までに、上海市の居住者数は約2500万人とし、建設用地は3200平方キロメートルを超えないこととする」と説明した。

2015年末時点の人口は2415万人

中国では、都市部の環境汚染や交通渋滞、教育や医療などの公共サービス不足の問題が「大都市病」として取り上げられている。

また、国内主要都市では住宅価格が急騰し、不動産バブルの懸念も浮上している。

新華社が昨年報じたところによると、上海市の2015年末時点の人口は2415万人だった。

上海市は、環境や史跡の保護を一段と強化する方針も示している。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 地方創生のリアル
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

東洋経済education×ICT