「イタい女性」に見られない、洋服選びの鉄則 甘い服が好きな人は要注意!

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「中をうんとシンプルにして、さらっと赤いコートを羽織るのも、大人ならではのすてきな着こなしです。気をつけてほしいのが、甘めのコーデにダウンを合わせたスタイル。一時期流行ったコーデですが、今やると驚くほど昔っぽく見えるので、やめましょう」

甘めが半数だったら、整理が必要

【大掃除を控えた時期でもあるので、甘い服が好きな人に向けて、洋服整理のコツを教えてください】

『おしゃれな大人のスウィートコーデ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

「ワードローブのバランスが、“かわいい3:シンプル7”の状態を目指しましょう。まず、ピンクなどのかわいい色の服、レースやフリルなどのディティールのある服は甘めに分類。花柄アイテムやワンピースは落ち着いた色であっても甘め側に入れます。ジャケットやトレンチ、グレーのパンツなど、シンプルなデザインやモノトーンの服はシンプル側に分類してください。

その結果、甘めが半数だったら、整理が必要! 今年買った甘めの服を優先的に残し、去年、一昨年のものは処分の検討を。大人の女性には、ひざが隠れる長さのスカートがいちばんおしゃれに見えるので、それより短いものは手放しましょう。あと、昔着ていたテーラードなどもいりません。

定番ものとはいえ、シルエットやデザインが現在の流行とは違っているので、そのまま着ると時代遅れな印象になります。今は、ジャケット類もユニクロなどのプチプラでしっかりした作りのものが買えるので、新しいものを手に入れましょう

【著者プロフィール】
福田栄華/1972年生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後、『CanCam』でのアシスタントを経て独立。同誌で10年間の活動後、『CLASSY.』『MISS』などのOL向けファッション誌を中心に活躍。自身の結婚・出産を機に、『VERY』『美ST』『saita』などのママ雑誌、ベビー雑誌でスタイリングを手がける。シニア層に向けたスタイリングも得意で、幅広い世代を対象に、女性らしさと品を大切にした、トレンド感のあるコーディネートを提案している。近著に『クローゼットにはワンピースが10着あればいい』(光文社)、『プチプラを上手に取り入れて ふだんの服で大人のおしゃれ』(朝日新聞出版)。
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