最も収益を悪化させた震源地は、ドル箱の北米だ。今期の販売台数予想は279万台。今夏から主力セダン「カムリ」を全面改良して本格投入したが、前期実績に届かない計画だ。新車市場がピークアウトした米国市場では販売競争が激化。販売店に支払う値下げ原資となる販売奨励金(インセンティブ)などの費用で約1500億円の減益要因となる。
さらに原油安を受けて売れ筋車種がトヨタが得意とするセダン系乗用車から、SUV(多目的スポーツ車)やピックアップトラックなど大型車へのシフトが進んでいることも逆風だ。2017年1~10月の米国の新車販売は、乗用車が前年同期比10.4%減少する一方、SUVやピックアップなどの大型車は4.3%増加した。
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