新型iPhone、携帯3社は消耗戦避ける iPhone5c予約開始、通信料金は横並び
9月13日、ついに新型「iPhone」(アイフォーン)が予約開始となった。例年、アップルストアや携帯電話各社の基幹店に新製品を待ちわびるユーザーが長蛇の列を作るが、今回はやや静かな立ち上がりとなっているようだ。というのも、13日16 時から予約が始まったのは低価格モデルの「iPhone5c」のみ。「iPhone5s」はアップルの意向でNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社とも予約を受け付けていない。現時点では9月20日の発売当日に並ぶしか手がないようだ。
スマートフォンの専用ラウンジなどが併設されているドコモショップ丸の内店。16時の予約を前に並んだのはわずか6人だった。同店の草間あゆみ店長は「iPhoneを取り扱うと発表して以降、他社ユーザーからの問い合わせも大幅に増えています。プランなどの価格面を聞かれるお客様が多く、電話はなりっぱなしの状態。しっかり対応できるように、研修などで万全の態勢を整えていきます」と発売を前に意気込んでいた。
ドコモ、KDDIの端末価格・料金プランは予約が始まる16時直前に発表された。
ドコモ、他社iPhoneの下取りも
まずは新規参入のドコモ。端末価格は新規、機種変更、他社からの乗り換えともに同一価格に設定されている。iPhone5cの実質負担額(2年契約の場合)は16ギガバイトモデル(以下GB)、32GBともに0円。iPhone5sは16GBが0円、32GBが1万0080円、64GBが2万0160円となった。パケット料金は月額5460円の1プランのみで、ドコモのスマホユーザーの多くが選択する月額4935円の「パケホーダイ・ライト」投入は見送られた。また、従来のガラケーに加えてiPhoneを購入すると、パケット代を割り引くサービスも提供する。
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