中薬の市場規模は10兆円を超えるといわれているが、輸出用製剤や健康食品が含まれている可能性もあるなど、正確な現地市場規模はわかっていない。それでも国内の漢方薬市場規模1500億円弱と比べれば中薬の市場規模が大きいことは明らか。さらに今後、経済成長に刻み生薬からエキスや顆粒など製剤へのシフトも進むと考えられる。
一方、漢方薬は中国起源であり使われる生薬も中国伝来だが、日本独自の発展を遂げてきた。民間療法と混同されることもあるが、現在では148処方が厚生労働省から承認されている医療用医薬品だ。有効成分を抽出、製剤化したものが普通だが、植物や動物、鉱物といった原料生薬の国内調達率は15%程度で、80%を中国からの輸入に依存している。
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