環境汚染が原因で年900万人も死亡している

インドが最多=研究報告

 10月19日、医学雑誌ランセットに掲載された最新の研究で、2015年に環境汚染が原因で死亡した人は900万人に上ったことが明らかになった。写真は昨年10月ニューデリーで撮影(2017年 ロイター/Adnan Abidi)

[ロンドン 19日 トムソン・ロイター財団] - 医学雑誌ランセットに掲載された最新の研究で、2015年に環境汚染が原因で死亡した人は900万人で、AIDSや結核、マラリアを合わせた死者数の3倍に上ったことが明らかになった。

この問題に2年にわたって取り組み、世界各国の40人の研究者がが参加した「汚染と健康に関するランセット委員会」の研究報告によると、汚染が原因で早死にする人が最も多かったのはインドで250万人、次いで中国の180万人だった。

また、全世界の死亡のうち6分の1が汚染に原因があり、その大部分は発展途上国が占めていたという。

執筆者の一人は「グローバリゼーションに伴い、鉱業や製造業が貧しい国にシフトしており、それらの国では環境規制が緩いことが多い」と指摘した。

高レベルの汚染に長期間さらされると、呼吸器や炎症系に悪影響を及ぼし、心臓や肺の疾患につながるという。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • ブックス・レビュー
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本企業は米中の板挟み<br>全解明 経済安保

先端技術をめぐる米中の争いは日本に大きな影響をもたらします。海外からの投資は経済を活性化させる一方、自国の重要技術やデータが流出し安保上のリスクになる可能性も。分断の時代に日本企業が取るべき進路を探ります。

東洋経済education×ICT