三菱MRJ、“チラ見せ"の意図 飛行試験用の機体構造部位、報道陣に公開

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MRJの構造図

08年に本格的な開発に着手した当初、三菱航空機は11年の初飛行(=飛行試験開始)、13年の納入開始を計画。その後、2度の変更を余儀なくされ、今年秋にようやく初飛行を迎えるはずだった。

しかし、全体を取りまとめる開発企業としての経験・ノウハウがないため、エンジン、航空電子機器類など海外装備品サプライヤーとの間で安全性証明手続きの確定にも手間取り、今年8月に初飛行を15年、納入開始を17年へと再々延期。度重なるスケジュール変更に、プロジェクトに対する不安の声も強まっている。

渡辺 清治 東洋経済 記者
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