「貯蓄から投資」加速したい、金融庁の思惑 26年度税制改正、「預貯金」も対象に要望

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口座内での商品移行が容易に

この点、金融庁が注力している「預貯金から投資へ」の誘導と関連付ける見方が浮上している。損益通算の対象として、公募株式投信などと同様の特定口座扱いとなれば、その分、口座内での商品移行が容易になるからだ。

金融庁は今年度、少額投資非課税制度(NISA)を導入した。10月から専用口座の開設が開始され、来年初以降、投資が始まる。いわば、このNISAに続く「貯蓄から投資へ」の誘導策が預貯金の損益通算の対象化というわけだ。

26年度税制改正要望では、NISAの利便性向上も盛り込まれている。これとの併せ技が実現すれば、マーケット環境しだいでは、資本市場へのマネーシフトが促される可能性がある。

(撮影:尾形 文繁)

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