グローバルエリートが、不祥事芸能人に喝!! ほしのあき、熊田曜子、極楽とんぼ、みのもんたに見る、日本の問題

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芸能仲間の間だけで盛り上がる“待望論”

問題を起こした“不祥事芸能人復活シナリオ”に関してだが、たとえばコンビ名“極楽とんぼ”の、現在もテレビで活躍中の加藤さんは、元・相方である山本さんのテレビ復活を、ことあるごとに呼びかけているが、これもたいへん違和感を感じる。

吉本解雇後の山本さんの陰ながらの社会貢献や誠意に心動かされて自発的に復活待望論が出てくるなら、スポンサーも動けるしテレビ局にも迷惑がかからないが、芸能人仲間の思いだけで公共の電波で「山本を許してやってください」とか言ったところで、逆に視聴者の間で忘れられていた“山本さんへの反発”がよみがえるだけではなかろうか。

仮に山本さんが余人をもって代えがたい芸があるとかなら話は別だが、もし友人を本当に救いたいなら、それを救うのは視聴者やスポンサーの負担ではなく、あなたが個人的にやればいいこと、と思ってしまう。

また山本さん御本人にしても、加藤さんを通じた“人工的な待望論”を芸人仲間の間で盛り上げようという“間接的アプローチ”ではなく、本当にそれほど芸能界に復帰したいなら、自身でコンテンツを作成してYouTubeで視聴者やスポンサーに訴えるなり、長年、芸能界から干された中で過去の事件を振り返ってどう考えているのかを丁寧に説明するなり、自分自身でできることがあるはずだ。

芸人仲間からの“安易な待望論”に応えて復活、みたいな演出をしても(たとえそれが本人の意思でなくても)視聴者の理解を得ることはできないだろう。

責任に向き合わず、ほとぼりが冷めるのを待つ社会

芸能人やテレビは、青少年の人格形成に学校や親と並ぶ、時にはそれ以上の影響力があるだけに、実は内心、ほしのさんにしても熊田さんにしても山本さんにしても、本当に反省したなら再起の機会を与えてほしい、と思いながらも厳しくコメントすることにした。

彼ら、彼女たちにも報道されているのとは異なる言い分があるに違いないが、また、遠い外国にいる(ちなみにこれはシンガポールで書いている)グローバルエリートに何がわかるんだ!とのおしかりの声もあるだろうが、それも含めて言える範囲で、誠実に視聴者とコミニュケーションしてほしい。

未成年とのわいせつ事件や違法麻薬の吸引などを繰り返しても、ほとぼりが冷めたら戻ってこられる芸能界を毎日さんざん見て過ごした子供たちは、どのような社会規範に対する感覚を育むか、極めて心配である。テレビに出る人間の言動は社会的インパクトが大きいからこそ、不祥事に対してはよりいっそう襟元を正さなければならないのだ。

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