「エレベーターの沈黙」、気まずさ減らす7極意 「時事ネタ、雑談、褒め言葉」…今から使えます

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最後のコツは、最近、多く見られがちですが「スマホをチェックする」です。

「スマホチェック」はマナーを守って

【7】スマホをチェックする

「沈黙」を乗り切る方法も見つからず、かといって「沈黙」に焦ってしまいそうなときは、スマホを出してチェックするのも一案です。

仕事相手と一緒でも、「メールチェック」をするふりをすれば、悪印象はもたれないと思います。

ただし、時々いるのは、エレベーターに乗る前からスマホを見ていて、「ながらスマホ」のままエレベーターに乗り込む人です。

当然のマナーですが、「ながらスマホ」は避けましょう。エレベーターが動き始めたら、さっと取り出して、チラッと見る、そして目的の階に着いたらカバンにしまう、というのがスマートな使い方だと思います。

【「エレベーターの沈黙」うまく乗り切る7つのコツ】
・「時事ネタ」を仕込んでおく
・「相手をねぎらう言葉」を言う
・相手の「持ち物や服装」を褒める
・「共通の知人」や「相手の近況」の話をする
・「当たり障りのない質問」をする
・「沈黙」に焦らない
・スマホをチェックする

以上、「エレベーターの沈黙を乗り切るコツ」を挙げてみました。

「エレベーターの沈黙」をどう乗り切るか――。これは、相手も同じくらい考えている可能性も高いはず。ですので、「沈黙を気にしすぎない」というのが、失敗しないための大事なコツともいえます。

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それに、ほんのわずかな時間ですが、「大切なコミュニケーションの場」でもあります。海外では「エレベーターピッチ」といって、エレベーター内のわずかな時間にプレゼンをして、ビジネスチャンスにつなげる方法もあります。

たかがエレベーター、されどエレベーター――。「沈黙」を乗り切る「引き出し」をたくさん用意しておけば、日頃の会話も上達し、みなさんの「好感度」もグンと上がるはずですよ!

魚住 りえ アナウンサー

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うおずみ りえ / Rie Uozumi

フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド

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