そして、世の中の若手ビジネスパーソンを悩ますのが、「パワーポイント」などで資料を作るときに、「美的センスがない」ことがバレてしまうことだろう。
「小さな見た目の差」が仕事の差につながる
「人の第一印象は見た目で9割決まる」といわれているが、これは資料作りでも結構似たようなところがあるものだ。
資料の中身は意外と忘れられやすく、読んでしばらく経つと中身の大半を忘れてしまっているケースも少なくない。
しかし、オジサンが魅力的な女性と会話したときには、会話の中身は完全に忘れていても、「スリムで清楚でキレイやったな~~。俺に少しくらい、気はないのかなぁ……?」という恥ずかしい記憶はあったりする。
つまり、キレイな女性と同様に、資料に関しても「見た目が美しいかどうか」がその印象に大きな影響を与えるということである。
私がその昔、投資銀行部門でミスだらけの資料を作って上司に怒られたときに、「誰がこのフォントやカラーリングをそんなに気にするんですか? もっと提案内容に凝ったら、どないですか!!」と猛抗議したことがある。
すると、「提案内容なんて、どこも同じような内容なんだから、資料の正確さや美しさで勝負するんだ!」と言われてしまい、「なるほど」と納得してしまったものである。
仕事の差は、実は「小さな見た目の差で決まる」ことも多い。ビジネスの現場で使うカラーや形に美的センスがないと、大いに損をしてしまうのである。
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