「自販機」を持つ人の知られざる儲けの仕組み その歴史の深さと意外なる事実を紡ぐ蘊蓄

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81. 日本初の純金自動販売機も登場。販売価格は金相場変動により毎日変わる

82. 多摩動物園にはチンパンチジー用の自販機がある

83. 新東名高速に2016年オープンした長篠設楽原PAに設置された自販機は戦国武将のセリフを喋る。下りのPAは織田信長、徳川家康、上りのPAは武田信玄

84. 米国、カナダではマリファナの自販機がある。ただし医療目的により購入許可申請済みのIDが必要

85. 米国の自動車メーカーCARVANAはナッシュビルに自動車の自販機を設置。事前にオンラインでの購入が必要

86. フランスのレ島では生牡蠣の自販機が人気。好みの種類、大きさの牡蠣が入った冷蔵のカートンを開ける仕組み

87. ユニクロは米国で自動販売機「Uniqlo To Go」を展開開始。「ヒートテックシャツ」「ウルトラダウンジャケット」を扱い、1号機はオークランド空港に設置された

88. アサヒ飲料では2017年夏、庫内温度を従来より4℃低い約1℃の「強冷」で飲料を提供できる自販機を設置

89. 冷えが気になる女性向けに「常温」の自販機も登場

90. キリンビバレッジは自販機のオンライン化により設置した専用の通信機器で在庫状況などをタイムリーに把握

スマホアプリなどとの連動

91. キリンは自販機に無料アプリ「LINE」をかざすと、ドリンクポイントが貯まるサービスを東京・大阪でスタート

92. 日本コカ・コーラでは2016年4月に「Coke On」サービス開始。専用アプリをダウンロード後購入本数に応じてスマホの端末にポイントが貯まり好きな飲料が無料でもらえる。アプリは 1年で300万ダウンロードを突破

JR東日本が展開する飲料自販機「acure」(撮影:吉野純治)

93. JR東日本が展開する飲料自販機「acure」は人感センサー、属性認証により購入者に合う商品を薦める機能が特長

94. 「acure」最新モデルのイノベーション自販機はスマホアプリにより事前購入、まとめ買いが可能

95. NYでは客を認識し会話ができる人工知能搭載の自販機「Vicki」や「Lisa」が登場し話題となっている

96. 群馬県前橋市には日本初の自販機博物館「わくわく自販機ミュージアム」が2012年にオープン

97. 災害発生時に商品を無償で提供する機能を備える「災害支援型自販機」は2003年に登場。その第 1号機は埼玉県上尾市市役所に設置された

98. 太陽光パネルにより災害時などに自家発電機能を発揮する自販機もある

99. 自販機にはその場所の住所が表示された自販機統一ステッカーが貼り付けられている

100. 災害時には自治体の防災担当部署がパソコンなどから電波を使って情報を発信し、電光掲示板付の自販機に文字情報を表示する仕組みも備える

(文:森谷 美香/モノ・マガジン2017年9月16日号より転載)

参考文献・HP/ 『自動販売機の文化史』(集英社)、『日本懐かし自販機大全』(辰巳出版)『日本地理びっくり図鑑』(ポプラ社)、 ホームページ 〈日本自動販売システム機械工業会〉〈日本コカ・コーラ〉ほか関連サイト
モノ・マガジン編集部

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『モノ・マガジン』はワールドフォトプレス社が発行するモノ情報誌。原則、隔週で発行している。公式サイトhttp://www.monomagazine.com/

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