<JR東日本京葉線>1万3356人(2016年度1日平均乗車人員)
JR京葉線で東京駅から乗車すると、舞浜駅の一つ手前にある駅だ。舞浜駅に比べると乗降客数はかなり引き離されているけれど、臨海公園の中にある葛西臨海水族園は、東日本では最も人気のある水族館のひとつである。数年前にはペンギンの脱走事件があり、話題となったこともあった。手ごろなレジャー施設であり、駅前というアクセスの良さからも電車利用が一般的なスポットだ。
<名古屋市地下鉄東山線>8138人(2015年度1日平均乗車人員)
*年間乗車人員から算出
東山動植物園は、名古屋市内有数のレジャー施設として戦前から存在している。かつては路面電車が通じ、1963年に地下鉄が東山公園駅まで延長開業してからは、東山公園の最寄り駅として重要な役割を果たしている。動植物園のほか、周囲は住宅街なので、栄や名古屋駅方面へ向かう通勤客の利用も多い。なお、かつては東山公園内に蒸気機関車C62形の静態保存された姿を見ることができたが、現在は、リニア・鉄道館に移設展示されている。
どちらかといえば住宅地…?
<東武東上線>1万4416人(2015年度1日平均乗降人員)
広大な車両基地が隣接しているため森林公園駅行きの電車がかなりあり、都心のみならず直通先の東急東横線沿線でも知られた駅名である。ただし、森林公園(正式には国営武蔵丘陵森林公園)は、駅とはかなり離れていて、徒歩では40分、バス利用が一般的ではあるが平日は本数も少なく不便である。
森林公園とは反対側の南口には住宅街が開け、東上線利用で都心へ向かう通勤客の利用が多い。
冒頭に挙げた鉄道アクセス可能なレジャー施設の10位までには、ハウステンボスと海の中道海浜公園がランクインしているが、駅の利用者数では、ベスト10には遠く及ばなかった。ハウステンボス駅は博多から直通の特急列車が1日8往復しているにもかかわらず、テーマパークの入場者数のごく一部にしかすぎず、大半は観光バスやマイカーの利用となるのだろう。海ノ中道海浜公園もJR香椎線の海の中道駅が至近距離にあるにもかかわらず、利用者数は多くない。首都圏をはじめとする三大都市圏の利用者数に比べるとその差は歴然としていて、ランクインしないのはやむを得ないようである。
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