プレミアムフライデーは愚策としか言えない

時間があってもおカネがなければ意味がない

「早く帰れるから、その分、たくさん飲もう」となればいいのですが…(写真:SoutaBank / PIXTA)

新聞やテレビ、インターネットなどのニュースを見ていると、いい加減な内容がまことしやかに語られていることが実に多い。「経済新聞」という名を冠していながら経済認識が間違っている記事や、印象論で経済を語る自称評論家には怒りを覚える。私はその間違いをネタに記事が書けてしまうからまだいいが、一般の人は歪んだ情報をそのまま信じてしまうことがほとんどだろう。

拙著『「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』でも紹介している焼き鳥屋さんの大将と25歳の経子さんと私の会話から、経済にまつわる謎のいくつかを解き明かしていこう。

社会人3年目の経子さんは残業続き、売り上げガタ落ちの家具メーカーに勤務。月末の金曜日に早めに仕事を切り上げて、消費につなげようという「プレミアムフライデー」に期待していたが、売り上げがさっぱりだったと嘆くところから議論は始まる。

ブラックでイヤになっちゃう

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