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働きやすさを追求したら「無断欠勤OK」になる 小さな工場の人を縛らない働き方

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このほかにもいくつもの「居心地よくするためのルール」が出てくるのだが、それらのルールがどのようにして生まれたかも面白い。やってはみたが失敗に終わったルールもある。いずれにしても人は「多様」だということだ。そして、一人一人の違いを一律に管理するよりも、的確で無駄のない最低限の秩序で、どう折り合いをつけるかということに工夫を凝らすほうがよいという発想を、貫けるかどうかが大事なのだ。その試行錯誤のプロセスはとても人間的なエピソードばかりで「ああ、言われてみれば確かにそういうことあるなあ」と自分の身近に引き寄せて読んだ。

見せかけだけの仲よしごっこは意味がない

“誤解がないようにお伝えしたいのは、働きやすい会社とは笑顔の溢れる、笑い声の絶えない、そんな会社のことではありません。朝礼でハイタッチもしませんし、お互いを意識的に褒めあったりもしません。そんな見せかけだけの仲よしごっこは、会社の外部に対するアピールでしかなく、従業員にとってはなんの意味もありません。”

”人が人を必要以上に管理する中で、幸せを分け合うというのは難しいものです。会社であっても、家族であっても。”

『生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そんなこと出来っこないと、考えてもみないことは多い。が、どうせ日々何かをするのなら、やっぱり幸せになるためにするのでなければつまらない。自分自身、思い込みで機会をうしなっていることがあるのかもしれない。柔軟に素直に考えることを恐れず、あとはほんの少しの勇気があったら、変わりっこない、出来っこないと思っていたことも動いていくかもしれないなあと思わされる。

業績は上向き、大震災で背負った1億4000万円の負債は、9000万円までに減ったそうだ。大阪の小さな会社の試みが、ファンタジーではなく実績として、大きなメッセージになって広がっていきますように。

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