これも一つの民主主義の姿
以上からネット選挙の教訓は2つ。
①自分が動くのではなく、ユーザーを動かせ
②ユーザーに「左」と認識されたら勝ち目はない
一部の人は、これがネット選挙の問題点だと指摘します。
しかし、ボクの見方は違います。ネットとはそういう性質のものだという事実は、ネットを日常的に使っている人なら知っていることです。これも一つの民主主義の姿なのです。不正選挙でない限り、ネット世界の意見も重要であり、万が一、それによって現実世界での意見が傾いたとしても、それは起こるべきして起こるものではないでしょうか。
ネットのそういう性質をいまさら非難するのなら、日本のネット選挙はすでにオワコンです。
ボクはネット選挙の問題点は、その性質ではなく、まだ不完全なところにあると考えています。ネット選挙には、最初に述べた2つの目的以上に、大事な使命が託されています。そして、それは既存の議員たちによって語られることはまずないので、来週のこの連載で思う存分、語らせていただきます。
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