どうしたら若者の投票率が上がるのか?
連載3回目となる今回も、政治ネタでいきます。これまでに「参議院の存在意義」と「ネット選挙」に関する分析をお送りしてきましたが、今週のテーマはズバリ、「若者の政治参加」。だってこれが「ネット選挙」の一番の目的でしょ!
さあ、いったいどうしたら若者の投票率が上がるのか? 「こんな制度にしたらどうよ」というボクのアイデアをお伝えしていきます。
先日、選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げる運動を行っている学生団体「Teen's Rights Movement」が主催する「Teens Rights Summit」というイベントにご招待いただき、パネルディスカッションに登壇しました。
そこでは、ネット選挙によって若者の投票率アップが期待されたこと、残念ながらそれは実現されなかったことが紹介され、民主党の細野豪志議員、自民党の宮川典子議員らと現状打開のための方策についても議論が交わされました。
「若者は投票所に行くのが億劫」
まずあがった意見が、「若者は高齢者に比べて忙しく、投票所に行くのが億劫」「高齢者の中には、投票が貴重な外出のチャンスになるような人もいるだろうし、若者に比べると、投票することによって得られる政治に関係のない利益が大きい」というものでした。
期日前投票もありますから、忙しいこと自体が言い訳にはなりませんが、若者の投票率をなんとかして増やさないと、日本の未来がないのは明らかなので、制度改革によって若者に手を差し伸べてあげるしかないでしょう。
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