米国発アウトドアブランド、丸の内に見参

パタゴニア、期間限定で高級ブランド集積地に路面店

「山ガール」という言葉に象徴されるように、近年、若い女性を中心に参加人口が増えている登山、アウトドア業界。直近でも富士山が世界遺産に登録されるなど、一般的な関心は高まっている。民間調査会社の矢野経済研究所の推計によると、国内のアウトドア関連市場は2008年以降4年連続で増加。矢野経済は、2013年の市場規模を前年比5.4%増の1739億円に成長すると見込む。

このアウトドア人気に乗り、米国発の老舗アウトドアブランドが動く。今秋40周年を迎えるパタゴニアだ。9月4日より2014年3月末までの期間限定で、直営路面店を東京・丸の内エリアの仲通りに出店するのだ(=タイトル下写真は出店イメージ=)。

「長期間使用できる本当に必要な製品」を訴える

丸の内・仲通りはエルメスやティファニーなど高級ブランドが路面店を構え、三菱商事など大企業の本社が集中するビジネスの中心地。期間限定とはいえ、アウトドアブランドのイメージとはなかなか結びつきにくい地域で、パタゴニアは「レスポンシブル・エコノミー(責任ある経済)」を訴える。

レスポンシブル・エコノミーは、パタゴニアのアウトドアブランドならではのコンセプト。「Don’t buy this jacket(このジャケットを買わないでください)」――。2011年11月、米国の年末商戦の始まりを告げるブラック・フライデーのニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたパタゴニアの広告。自社の売れ筋ジャケットの写真とともに訴え話題を呼んだこのキャッチコピーは、レスポンシブル・エコノミーの一つの表現でもある。

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