中高生女優を量産する芸能事務所の狙いと闇 美少女を次々発掘し、朝ドラを目指す
女優、アイドル、モデル、グラビアアイドルなど、中高生タレントを取り巻く状況はボーダーレス化する一方。それぞれの専門分野だけでは十分な活躍ができないため、他の分野でも力を発揮するマルチタレント化が進んでいるのです。
この状況はビジネスパーソンも同じ。ヘッドハンターをしている知人が、「幹部クラスの高待遇を求めるのなら、専門分野で活躍するのは当然。そのうえで、他分野でもそれなりの計算ができるマルチなビジネスパーソンが社内外の評価を得られる」と言っていました。特に幹部クラスの地位を狙う人は、マルチな知識とスキルが必要なようです。
タレントは「事務所に所属しつつも、個人で勝負する」姿勢が求められていますが、ビジネスパーソンも「会社に所属しながら、個人でも勝負できる」人材が高い評価を得られるのでしょう。
芦田愛菜ちゃんも中学生女優に
最後に余談を1つ。この春、芦田愛菜ちゃん、本田望結ちゃん、鈴木梨央ちゃん、谷花音ちゃんら人気子役が中学生になりました。これからは無邪気な子どもの役ばかりではなく、徐々に大人びた役も演じていくでしょう。
芸歴と演技力で勝る子役女優は、中高生女優にとっての強力なライバル。芦田愛菜ちゃん以降、芸能界では依然、子役ブームが続いているだけに、長きにわたってバチバチと火花を散らすことになるでしょう。
女優として芸能活動を始めた中高生だけでなく、アイドル、モデル、子役出身の女優も含め、今後ますます競争が激しくなるのは間違いありません。芸能事務所にはくれぐれも営利ばかりに走らず、彼女たちに目を配り、心身のケアを徹底してほしいところです。
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