ググるより「ハッシュタグ検索」が使えるワケ ゆうこすが「インスタの使い方」にモノ申す!

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「発信力がある」というのは、「フォロワーの多さ」だけでははかれません。大事なのは、「信頼度が高いかどうか」。「愛されているかどうか」です。

信頼度の高い、愛されているアカウントかどうかは、それは、「コメント数」の多さやフォロワー数と「いいね!」数の比率でわかります。フォロワーは多いのに、コメントや「いいね!」が少ない。これはあまり影響力のあるアカウントとは言えません。

文字数は多ければ多いほどいい

では、信頼度をあげるために、私がやっていることとは?

それは「文字数を多く書く」ことです。インスタは写真中心のメディアで、文字を書くものではないと思っている人も多いかもしれません。でも、文字は大切な要素です。「なぜこれがいいのか」「なぜ好きなのか」ということをきちんと伝える口コミのパワーは、ここにあるからです。

私がコスメについて紹介するときは、恐ろしく長文です。Twitterと違い、インスタはキャプションの文字数が2200字と長文に対応できるので、その商品の魅力をできるだけ詳細に書いています。どんなお店で売っているかから始まり、色味、つけ心地、香り、私が気に入っているポイント、メークのワンポイントアドバイス……などなど。読んだ人が手元にあるかのように想像できるように書いています。

最近、投稿したコスメレビューの文字数を試しに数えてみたところ、なんと870字を超えていました。これはインスタの中でもかなり長いほうだと思います。

でも、こうした長文の投稿にこそ、たくさんの「いいね」がつき、「私もこの商品が欲しい」というコメントが来るのです。

逆に、文字数が少なかった例もご紹介しておきます。たとえば、シャンプーについて紹介した投稿。

シャンプーは文章で使用感を伝えるのがどうしても難しく、ブランド名と香りについての感想のみ、という短文での投稿になってしまいました。こちらの文字数はたった43文字。すると、やはりほかの投稿に比べて「いいね」もコメントも極端に少なくなってしまったのです。これは私の中での失敗例です。

それ以来、写真と文章で伝わりにくいものは投稿しないことに決めました。

そしてもうひとつ大事なこと。先ほども書きましたが「うそは書かない」。PR案件などでも、うその褒め言葉が並ぶくらいなら、女の子同士のカフェでのおしゃべりのように、実際に使ったときの驚きや感想を素直につづってもらうほうが、何倍も効果があります。

と、たくさん書かせていただきましたが、とはいえ、まずは使ってみるのがいちばんです。

インスタの年齢別の利用者割合を見ると、20代女性が圧倒的に多く、30代以降の男性は少ないのですが、ビジネスの視点から見ても、インスタには面白い情報が増えてきました。

2016年の8月からは、インスタで「ビジネスプロフィール」という店舗や会社の連絡先などを掲載できるサービスが始まり、いまや若い女性だけでなく、大人も企業も使ってメリットがあるSNSになりました。まだ利用していない方は、「見る」だけでも今の女性の「いいね!」が詰まっているので、女性向けビジネスに役立つと思います。ぜひダウンロードしていただきたいなと思います。

菅本 裕子(ゆうこす)
すがもと ゆうこ / Yuko Sugamoto

1994年5月20日生まれ、福岡県出身。「モテるために生きてる!」と言い張る、通称「モテタレント」ゆうこすこと菅本裕子。元アイドルという経歴を持ちながら、そのモテるための貪欲な自己プロデュース能力の高さがSNSを中心に話題になり再デビュー。全国的に開催しているイベント「ゆうこすモテ教室」は常にチケットが入手困難になっている。また、YouTubeチャンネル「ゆうこすモテちゃんねる」も話題沸騰中。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事