Bトレ「水戸岡コレクション」発売の舞台裏

バンダイの鉄道模型ビジネスにママ鉄が迫る

そして今回の水戸岡鋭治コレクション。私が大好きな883系「ソニック」が7月に発売されるのを皮切りに、真っ赤なボディが印象的な485系ボンネット「RED EXPRESS」が8月、フォルムの美しさで話題となった885系1次車「かもめ」が9月というラインナップです。

数多くある水戸岡デザイン車両の中で、なぜこの車両だったのか。近藤さんによれば、「意外に思われるかもしれませんが、883系ソニックは人気が高いにもかかわらず今まで商品化されていませんでした。今回、満を持しての商品化です」。485系と885系は人気が高い、既存の金型を生かせるといった条件を満たすということで選ばれたそうです。

パッケージにも注目

目の前に並べられた3つの模型を見て、ここまで細かくディテールを再現できるものなのかと驚きました。本当にこのまま走ってしまいそうです。特に883系は、新規金型で作られたとあって車体側面のコルゲートやロゴマークシールの細かさなどずっと見入ってしまうほどの美しさです。すべてのファンに対応できるよう1次車・2次車・3,4次車と作り分けもできるということで、作り甲斐がありそうです。

Bトレ「水戸岡コレクション」と豊岡真澄さん(撮影:梅谷秀司)

そしてパッケージにも注目です。車両同様、水戸岡さんがデザインを手がけられたということです。「デザインをする以上は、パッケージを見ただけでも買いたくなるような、どこにもないオンリーワンなものにしたい。」とインタビューで語っていた水戸岡さん。製品を作った後は、車両と一緒に飾りたくなる、そんなパッケージです。

現在発表されているのはこの3種のみですが、ここまでくると、それ以外にもたくさんある水戸岡デザイン車両を全部集めたくなってしまいます。883系は新たに金型から造ったということで4両編成で5148円(税込み)。ほかのラインナップよりもやや値が張りますが、大人の楽しみとしてぜひ集めたい。個人的には、787系や「ゆふいんの森」などもぜひ製品化してほしいです。今後のラインナップに期待しましょう。

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