「若い社員が多いのに給料が高い」トップ74社

首位は平均年齢31.1歳、平均年収1905万円!

2016年10月26日配信の「30歳年収『全国トップ500社』ランキング」では、各上場企業の平均年収を基に、30歳の年収を推計、ランキングを作成しているが、500位(全体の対象企業は3179社)に相当するラインが559万円となっている。同様に、40歳平均(40歳年収「全国トップ500社」ランキング)では、711万円が500位に相当する。前述の基準以上であれば、高い給料を出す会社といっていいだろう。

結果、74社が該当し、年収順での1位はM&Aキャピタルパートナーズとなった。企業の合併・買収・資本提携といったM&A案件を仲介する企業だ。年収1905万円は、上場企業でもトップクラスに入る高い水準だが、平均年齢は31.1歳とかなり若い社員が多い会社だといえる。

2位はセンサーなどの計測機器や制御機器大手のキーエンス。こちらも年収1756万円で、ランキング上位の常連だが、平均年齢は35.3歳と若い。

M&A仲介、不動産、スマホ関連が上位に

3位はストライク。これもM&Aの仲介会社で、公認会計士や税理士が経営の中心を担っている。4位の日本M&Aセンターも、会計士や税理士が共同出資して設立した会社だ。5位のドリームインキュベータは、大企業向けのコンサルティング、ベンチャー向け投資を展開する企業である。

上位に名を連ねるM&A仲介の企業は、高い専門性を要求され、会計士や税理士など資格を持つ社員が多い。そのため年齢が低くても高い給与を得ているケースが多いようだ。

6位はリクルートホールディングス。持ち株会社はグループの幹部社員が多く、平均年齢は比較的高くなる傾向だが、同社の場合は平均年齢が35.1歳と若い。

以下トップ10には、7位日本エスリード、8位プレサンスコーポレーション、9位ビーロット、10位ファーストブラザーズと、不動産の販売や仲介、投資事業などを手掛けている企業が入った。このランキングでは不動産関連企業が数多くランクインされているのが特徴だ。

若手社員の多いITやスマホ関連企業も上位に顔を出す。11位サイバーエージェント、12位ディー・エヌ・エー、14位ミクシィ、15位LINE、16位グリーなどは平均年齢30歳前半で、700万円台半ば近辺の平均給料となっている。エンジニアをはじめとする優秀な若手人材を集めるために、高い給与水準を支払っていることがうかがえる。

社員の平均年齢が20歳代の会社で平均給与が最も高いのが、不動産仲介を展開するオープンハウス(40位)。平均年齢29.6歳で、平均年収655万円という水準だ。マンション開発を展開するゴールドクレスト(41位)も、平均年齢29.5歳で、平均年収654万円という数字になっている。

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