「株式投資」に負ける人と勝つ人の決定的な差 ゼロから15年で1億円を築いた投資家の知恵

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「日経ヴェリタス」の2016年8月21~27日号によりますと、富裕層の日本株保有比率はなんと80%にも達し、一般層の27%を大きく上回っています。ここでいう富裕層とは、居住用不動産、消費財および耐久消費財を除き、金融資産が1億~5億円を所有する世帯のことを表します。

つまり、1億円の金融資産を持つ人は、10人中8人が株式投資をしており、1億円以下の人は10人中8人が株式投資をやっていないのです。

「株で勝つ人、負ける人」5つの違い

15年以上の投資経験から導き出した「株で勝つ人、負ける人」の違いを5つのポイントに沿って紹介いたしましょう。

(1)株で勝つ人は情報を絞り、負ける人は情報に流される

株式情報は無限にありますが、それを鵜呑みに投資していると、勝率は上がりませんし、何より自分自身が成長しません。

情報の中から、どれが有益な情報なのか絞り込んだり、その情報により、どれだけ収益のインパクトが大きくなるのかなどの情報を精査したり、深く追求することでほかの投資家より抜きん出た存在になれます。

(2)株で勝つ人は先人の経験に学び、負ける人は直観に頼る

投資で負けると、当たり前ではありますが、おカネが減りますし、自己流ではいつまで経っても同じ投資法から脱却できません。株の負け組から勝ち組へ変われる最短ルートは、株で成功した人の投資法を学ぶことです。

書籍は千数百円で学べますし、図書館であれば無料で借りることもできます。最近では雑誌も月額数百円で読み放題のサービス(「dマガジン」など)もあるため、どんどん活用するといいでしょう。

(3)株で勝つ人は地道な努力をしており、負ける人は一発逆転を狙う

株で大きな利益を出した人は、運や偶然の要素が強かっただけだと感じませんか?

大きな利益は注目されますが、その利益をつかむためにしてきた地道な努力を見落としてはいけません。デイトレーダーはほとんどが専業ですし、私も『会社四季報』や「決算短信」などの資料をつねに見続けて、有望株を発掘してきました。株で勝つ人は、誰もができることを誰にもできないくらいやり続けているのです。

(4)株で勝つ人は頑固者、負ける人は運用方針がすぐに変わる

運用方針がコロコロ変わってしまうと、株価が上昇しているときと下落しているときで、すぐに変わってしまいます。下落時に損失を取り返そうとハイリスクな株式に投資した場合、最悪の結果になる場合もあるため、要注意です。

株を購入する前に運法方針をきっちり立てて、なるべく変更しないほうが、コロコロ変える人よりも良い結果になるはずです。

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