米ファニーメイ、公的資金完済へ前進 米住宅市場回復で、ローン滞納現象や住宅価格上昇

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8月8日、米ファニーメイが発表した第2・四半期決算は、利益が約2倍となった。写真はワシントンの同金庫。2008年9月撮影(2013年 ロイター/Jason Reed)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)が8日発表した第2・四半期決算は、利益が約2倍となった。住宅市場の回復によるローン滞納減少や住宅価格上昇が追い風となった。

利益は101億ドルと、前年同期の51億ドルから97%増加した。

また同社は2008年の金融危機時に受けた公的支援の返済に向け、9月に財務省に対し102億ドルの配当支払いを実施すると明らかにした。

102億ドルの支払いを含めると、これまで受けた救済資金1171億ドルのうち1050億ドル程度の返済が完了するとしている。

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