北朝鮮、韓国系アメリカ人を新たに拘束 アメリカ国籍民間人の拘束は計3人に

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 4月22日、北朝鮮当局は、平壌国際空港から出国しようとしていた米国籍の民間人男性を拘束した。北朝鮮によって拘束されている米国人は3人となった。平壌の空港で18日撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)

[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮当局は22日、平壌国際空港から出国しようとしていた米国籍の民間人男性を拘束した。北朝鮮によって拘束されている米国人は3人となった。

韓国系米国人のトニー・キム氏を拘束

平壌科学技術大学の学長が23日ロイターに語ったところでは、新たに拘束されたのは韓国系米国人のトニー・キム氏で、同大学で会計学の講義を1カ月担当していた。

キム氏は韓国名Kim Sang-dukで、年齢は50代。

学長は、拘束理由は明らかにされていないが、同大学関係者は大学と関係のない問題の調査のため拘束されたと話していると語った。キム氏は学外で、児童養護施設の支援などの活動に関与していたという。

韓国国家情報院の当局者は、今回の拘束について把握していないと述べた。

米国務省は、米国人1人が北朝鮮で拘束されているとの報道を認識しているが、プライバシーを考慮してそれ以上のコメントはできないとした。

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