山ほど働いても「平気な人」と「病む人」の差 死ぬくらいなら会社を辞めるのも一手だ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(あさ出版)から一部抜粋

日本では年々過労死が増えていて、厚生労働省によると2015年に過労死・過労自殺した人の数は482人に上ります。また、過労死までに至らなくても、心身の不調により休職や退職に追い込まれる人が少なからず存在しているというのが医師としての私の見解です。

では、仕事で頑張ることは大切だけれど、いったいどこまで頑張り続ければいいのでしょうか。

この質問に対しては、

「月平均80時間以上残業をして頑張ることはやめてください」

と答えるしかありません。残業時間月80時間以上が続くと過労死のリスクが高まるといわれているからです。しかし、人間には個体差がありますし、職場によって受けるストレスは変わってきますので、100時間残業しても平気な人もいれば、80時間以下の残業時間でも、心や体を壊す人もいます。

次ページヒトには個体差がある
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事