「3Dプリンタ市場は、これから急成長する」 世界2強の一角、米ストラタシスのライスCEOに聞く

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――3Dプリンタ業界は20年以上の歴史を持つ業界ですが、長らくニッチ分野でした。

そのとおりです。では過去3年で何があったのか、とよく聞かれるのですが、実は3つのことが起こっています。どれが一番大事なのかは分かりませんが、その3つとは次のようなものです。

1つ目はプリンタの価格と性能。安くなって能力が上がりました。2つめにプリンタそのものの仕様がシンプルになり、簡単に使えるようになった。3つめにオバマ大統領をはじめ、政府当局の関心が高まった。この3つの要因により、これまでにないチャンスが訪れています。

ロックスターになった気分

――期待が高まる中で、プレッシャーもあるのでは?

プレッシャーはありませんが、注目が高まっているのを感じます。3年前には3Dプリンタに関する記事は1カ月に1本あればいいほうでしたが、今では1週間に3本以上の記事が出ています。メーカーボットを買収した際には米国において主要なテレビ、新聞、雑誌に取り上げられました。まるでロックスターになった気分です(笑)。

(撮影:梅谷 秀司)

山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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前田 佳子 東洋経済 記者

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まえだ よしこ / Yoshiko Maeda

会社四季報センター記者

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