「3Dプリンタ市場は、これから急成長する」 世界2強の一角、米ストラタシスのライスCEOに聞く
――3Dプリンタ業界は20年以上の歴史を持つ業界ですが、長らくニッチ分野でした。
そのとおりです。では過去3年で何があったのか、とよく聞かれるのですが、実は3つのことが起こっています。どれが一番大事なのかは分かりませんが、その3つとは次のようなものです。
1つ目はプリンタの価格と性能。安くなって能力が上がりました。2つめにプリンタそのものの仕様がシンプルになり、簡単に使えるようになった。3つめにオバマ大統領をはじめ、政府当局の関心が高まった。この3つの要因により、これまでにないチャンスが訪れています。
ロックスターになった気分
――期待が高まる中で、プレッシャーもあるのでは?
プレッシャーはありませんが、注目が高まっているのを感じます。3年前には3Dプリンタに関する記事は1カ月に1本あればいいほうでしたが、今では1週間に3本以上の記事が出ています。メーカーボットを買収した際には米国において主要なテレビ、新聞、雑誌に取り上げられました。まるでロックスターになった気分です(笑)。
(撮影:梅谷 秀司)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら