「王様のブランチ」リポーターが好かれるワケ 「初対面が苦手」はこうするとうまくいく
「はじめまして。部長の○○です」「はじめまして、○○です」だけの会話だったら、お互い「どんな人かな?」と探り合ってしまいます。相手の自己紹介にたったひと言リアクションを返すだけで、「私はあなたに興味をもっていますよ」という気持ちが伝わり、急速に打ち解けることができますよ。ぜひ試してみてください。
笑顔は練習次第で誰でも上達する!
そしてやっぱり、最大の切り札は「笑顔」です。最低限、笑顔だけを意識しておけば、たいていの場面はうまくいきます。
コミュニケーションにおいて笑顔が大切だということは、みなさん十分ご存じだと思いますが、「わかってはいるけど、笑うのがどうしても苦手」「緊張すると不自然なつくり笑顔になる」という方も少なくないようです。
今では「あきえちゃんは笑顔がいいよね」と褒めてもらえることもある私ですが、昔は笑顔が苦手でした。実はこの「笑顔」、特訓のたまものなのです。
それは、高校で入部したチアリーディング部でのことです。私が通っていた高校のチア部は、全国大会にも行くような強豪だったので、とにかく体育会系! 半端なくしごかれました。
そんなチア部で最初に特訓させられたのが笑顔の練習です。笑顔はチアリーディングでは欠かせない要素であり、ほかの技術練習と同じようにみっちり特訓するのです。
壁に向かって何度も何度も大きな笑顔をつくる練習の繰り返し。笑顔が小さかったり、ぎこちなかったりしたら、先輩に怒られて何度もやり直しをさせられます。だから、入部したてのころは「先輩が怖いから、必死になって笑う」という、なんともシュールな毎日を過ごしました。
そうして、何カ月もの特訓の末、なんとか先輩たちのように満面の笑みを繰り出せるまでになったのです。今の私があるのも、このチア部のおかげだと思っています。
ですから、笑顔に自信がない人でも大丈夫。練習次第で自然な笑顔はつくれます。毎朝、顔を洗ったあとに5分、夜お風呂に入ったときの5分、鏡を見ながら、口角を思い切り上げ、大きな笑顔をつくる練習を続けてみてください。大げさなくらい大きく笑うのがコツです。
続けることによって、次第に自然な笑顔をいつでも出せるようになってくると思います。
以上、本当にちょっとしたコツをご紹介しましたが、コミュニケーションは小さなことの積み重ねだと実感しています。これらのコツをぜひ、ビジネスの場でも活用してみてくださいね。
(構成:山岸美夕紀)
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