「王様のブランチ」リポーターが好かれるワケ

「初対面が苦手」はこうするとうまくいく

私が初対面の方に笑顔でひと声をかけてもらえたときは、心がほぐれ、うれしい気持ちになります。自分から話しかけるのは、誰だって緊張するもの。たいていは、昔の私のように「話しかけられ待ち」のはずです。だからこそ、最初に話しかけてくれて、会話のきっかけをつくってくれた人には「この人、いい人だな」という印象をもちます。「話しかけること」は、第一印象で好感をもってもらう、いちばん手っ取り早い方法なのです。

そのことに気づいてからは、話す内容は何でもいいので、自分から笑顔で話しかけることを心掛けるようになりました。

振り返ると、こちらから話しかけてみて、イヤな顔をされたことは1度もありません。それどころか、「はじめての現場で緊張していたので、最初に話しかけてくれてやりやすかった。ありがとう」と言われることが何度もありました。そういった経験をとおして、私は次のことを学びました。

(1)ほとんどの人は「話しかけられ待ち」している
(2)話しかけられること自体を、うれしいと感じる
(3)話しかけてくれた人には好印象をもつ

これを知ってからは、「はじめまして」が怖くなくなりました。初対面で好印象を与えたいのなら、まず自分から話しかける、これを心掛けるだけで、その後の関係はかなり変わると思います。

自己紹介に気の利いたひと言を添える

お仕事では、名刺交換や自己紹介から人づきあいがはじまることも多いと思います。このとき、その場にいる人をクスッと笑わせて場をなごませることができれば、「この商談、もらった!」という気になりますよね。

この、ひと工夫を加えた自己紹介テクニック、私がMCを務めさせていただいている番組でもかなり鍛えられました。この番組では「○○な鈴木あきえです」と自己紹介に毎回ひと言をプラスするというスタイルをとっていて、最初の収録での自己紹介は、ドキドキしながら「家族全員丸顔、鈴木あきえです」と言ったことを覚えています。

そのあとは、名前を覚えてもらおうと、「春生まれなのにあきえ、鈴木あきえです」にしたり、キャラクターを伝えるために「歩く健康体、鈴木あきえです」と言ったりしました。こうして、「どういう言葉なら、自分を覚えてもらえるだろう」「クスッと笑ってもらうにはどんな言葉を添えればいいだろう」と自然と考えるクセがつきました。

この自己紹介に関しては、リポーターをはじめた当初に、あるベテラン放送作家さんにも指導していただいたことがありました。

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