持っているだけでモテる!とっておきの文具 美人文具ソムリエールが教える5選

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

■「メモスタンド いちご(スプーン付き)」(ちょこちょこ*庵)税抜き2800円

これを貰って喜ばない女性はいません「メモスタンド いちご(スプーン付き)」(写真:菅未里)

リアルで可愛い! しかも、スプーン(食べかけ)に、箱までついているのです。 美味しそうですね。これを貰って喜ばない女性がいるでしょうか。

なんだスイーツか、と馬鹿にしてはいけませんよ、男性諸君。スイーツものの文房具は、残念なものも多いんです。選ぶときには注意したほうがいいかもしれません。

しかし、ちょこちょこ*庵のものは、外れがありませんね。個々のスイーツの配置バランスとか、リアルさが違うのです。

デスクで仕事をする人にとっては、メモスタンドは実用性もあります。だから、これをプレゼントした男性は、しょっちゅう思い出してもらえることでしょう。決して安い買い物ではありませんが、そういう意味では、お得だと思いますよ。

かつて日本の特産品だった「セルロイド」

■「金魚」(京都セルロイド)税抜き1万2000円

息が詰まるような儚い美しさ「金魚」(写真:加藤陽太郎)

セルロイドとは、ニトロセルロースに樟脳を混ぜて作る人工の樹脂です。製造開始が1870年と、長い歴史を持っています。このセルロイド、かつては日本の特産品だったようです。京都セルロイドのHPによれば、1952年にはなんと、日本から海外への輸出額の半分がセルロイドだったそうですから驚きです。

しかし 1996年には製造を終え、国産セルロイドは姿を消します。戦後の復興を支えたセルロイドは、バブル崩壊とともに表舞台を去ったことになります。

そんな、日本の戦後を象徴するような素材で作ったペンです。

息が詰まるような、儚い美しさが感じられるのは、夏祭りの屋台で売られている金魚をモチーフにしたからでしょうか。それとも、その背後に日本の歴史があるからでしょうか。

ちょっとお高いですが、こんなに美しい文房具をプレゼントされたら、クラクラしちゃいますね。「なんてセンスの良い人なんだろう」と思われること間違いなしです。

次ページ文房具には「つなぐ力」がある
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事