中国海軍戦艦、「湾岸アラブ諸国巡航」の意味

国際社会での役割を高めたいとの狙いか

 1月24日、中国海軍の戦艦が、2010年以来6年ぶりに、湾岸アラブ諸国を巡る航行を始めた。写真は北京で2013年3月撮影(2017年 ロイター/Petar Kujundzic)

[ドーハ 23日 ロイター] - 中国海軍の戦艦が、2010年以来6年ぶりに、湾岸アラブ諸国を巡る航行を始めた。中国政府には、国際社会での役割を高めたいとの狙いがあるとみられる。

国営中央テレビ(CCTV)によると、誘導ミサイル駆逐艦を含む中国船3隻は、サウジアラビアの港ジッダに寄港した後、カタールの首都ドーハに21日到着した。

中国海軍は定期的に世界を巡航し、国際的な海賊対処活動の一環として、イエメンやソマリア沖でパトロールを実施している。だが、米英両国が海軍基地を持つ湾岸アラブ諸国への訪問は珍しい。

中国海軍は、2014年に初めてイランを訪問し、イランとの合同演習に参加した。

中国は、中東の外交問題に関しては国連安全保障理事会の他の4つの常任理事国(米英仏露)に任せる傾向にあったが、シリアやイエメンでの紛争解決などへの関与を強める姿勢を示している。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 財新
  • 今見るべきネット配信番組
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT