高校受験、大体の人はリスニングが盲点だ 直前対策でしっかり結果を出せる

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この問題を解答するときに、最も大切なポイントが、音声が流れる前にすべての選択肢に目を通しておくことです。問題例では、きちんと選択肢の中の数字を読み取っておいてください。

そして次に、音声を聞きながら「選択肢の横」にメモを取っていきます。メモは日本語でも英語でも構いません。具体的なメモの取り方は以下のとおりです。

メモを取る際のポイント

・男性の2回目の発言「desks are on the third floor」を聞き取ったらすぐに、選択肢「ア:The third floor.」の横に「desk」もしくは「デスク」「机」などとメモを取る。

・同じ発言中の「stationery is on the seventh」が聞き取れたら、選択肢「ウ:The seventh floor.」の横に「stationery」もしくは「ステーショナリー」「文房具」などとメモを取る。

・男性の3回目の発言「There is a cafe on the fifth floor」が聞こえたら、選択肢「イ:The fifth floor.」の横に「cafe」もしくは「カフェ」などとメモを取る。

・同じ発言中の「Italian restaurant on the tenth floor」が聞こえたら、選択肢「エ:The tenth floor.」の横に「Italian restaurant」もしくは「イタリアンレストラン」などとメモを取る。

音声が終了した時点で、選択肢は以下のような状態になるはずです。

ア:The third floor.机
イ:The fifth floor.カフェ
ウ:The seventh floor.文房具
エ:The tenth floor.イタリアンレストラン

このようになっていれば、次の「Where should the woman go to see stationery?」という質問の音声が流れたとき、すぐに解答できるでしょう。たとえ、質問文がすべて聞き取れなくても、「stationery(文房具)」という単語さえ聞き取れれば解答できるわけですから、この「少しくらい聞き漏らしても大丈夫」という気持ちが安心感にもつながり、リラックスして臨むことができると思います。

これは非常に基本的ですが、絶対的なテクニックですので、何度も練習し、クセにするようにしてください。

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