「おカネがたくさん貯まる人」になる方法

貯金ができない人には「2つの欠点」がある

貯蓄を取り崩すことを繰り返してばかりいる人は、取り崩さなくても良い状態にすることが大切ですが、そもそもなぜ取り崩さなくてはならないのか。その理由の多くは、「今月臨時支出があって……」というものでしょう。

臨時支出とは「予期せぬ支出」という意味でしょうが、まず、その認識を変えるべきです。これまでの人生を振り返り、思わぬ支出というものがどのくらいあったでしょうか。実は、多くの支出は、おおむね予測がついたはずなのです。たとえば、この時期に多い新年会などの費用も想定内ですよね。

毎年必ずある支出を、前もって予算化しておく

そのためには、貯蓄のほかに、毎月ではないけれど、毎年必ずある支出を前もって予算化しておくことです。たとえば、一括で支払っている年間保険料、帰省のための旅費などです。さらに、家計管理の上級テクニックとしては、衣服代、化粧品代、旅行などの娯楽費、冠婚葬祭費なども予算化しておきます。式にすると、下記のようになります。

{手取り収入 — (年間必要貯蓄額 + 年間臨時支出予算)} ÷ 12カ月 = 毎月自由に使ってよいおカネ

たとえば、先の必要貯蓄率23.53%のAさんは、年間臨時支出を以下のように予算立てしました。

表1 Aさんの年間臨時支出予算

年間で72万6000円です。必要貯蓄額は年間で11.8万円×12=約141万円ですので、上記の式にあてはめると、毎月自由に使ってよいおカネは、32万2000円ほどです。これまで手取り600万円、貯蓄ゼロ=「毎月50万円」を使っていたAさんにとって、支出を36%も減らさなければならないのは大変なことだと思います。そこで、3つめのステップが重要になります。

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