肉が主役!京王百貨店「駅弁大会」の舞台裏

約300種類の駅弁が全国から集結

今年のメインの対決は「肉」!ずばり、平成29(にく)年だからということだ

年に一度の駅弁大会。

その言葉を聞くとワクワクするようになったのは数年前からのこと。通常、その場所まで行かないと買えない駅弁が、この期間は近所で買えるのだ。

いち早く駅弁大会ラインナップのチラシを手に入れ、広げて眺め、腕組みしながら「う~ん……」と悩む。これが重要。賞味期限が早い駅弁は、買いだめするわけにはいかない。行ける日と買うものを決め、希望の弁当が買えなかった際の代案も考えておく。

なにしろ13日間しかないのだ。あれを食べそびれた!などと後悔しないためには、綿密な計画が必要なのである。

今回で52回目の名物イベント

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毎年1月の初めから中旬にかけて行われている、京王百貨店新宿店での「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」は1966年にスタートし、今年で52回目となる。今年の開催は1月12日~24日まで。約300種類の駅弁をそれぞれのジャンルやテーマで競うこの駅弁大会、昨年は13日間で約30万個の駅弁が売れ、売上高は6億1300万円に達したそうだ。

今回、いつもは避けていた大会初日の12日にあえて朝から行ってみた。

10時開店の直前に到着すると、京王百貨店の入り口から壁沿いに大通りの方までおよそ200人近い列が続いていた。「開店します」の声と同時に大勢の客がエレベーターに向かう。駅弁大会開催期間中は、朝のうちは大会会場の大催場がある7階までノンストップなのでストレスはない。

朝からたくさんの客で賑わう会場。『三味牛肉どまん中』は昨年の肉系チャンピオンだ

エレベーターを降りると「A-0、輸送駅弁はこちら」「⚪︎⚪︎の整理券最後尾はこちら」と書いたプラカードを持った店員さん達の姿が見えた。そこにもすでに行列ができている。

実演販売のブースに行くと、こちらもやはりそれぞれの調製元(製造販売業者)の前に長い列ができていた。肉系では奥羽本線・米沢駅(山形県)の「牛肉どまん中」が昨年に続き大人気。海鮮では山陽本線・西明石駅(兵庫県)の「金色のひっぱりだこ飯」がかなりの行列だった。

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