崎陽軒「シウマイ弁当」の秘密を知ってますか 味は同じでも東京と横浜で包み方が違うワケ

✎ 1〜 ✎ 12 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
向かって左のシウマイ弁当は新宿の店舗、右は横浜の店舗で購入

崎陽軒、といえば誰もが知っているあの「シウマイ」を製造販売している企業だ。有名な「シウマイ弁当」は駅弁として人気が高く、鉄道とも何かと縁が深い。

そのシウマイ弁当、実はパッケージが2種類あるのをご存知だろうか。写真を見ていただければわかるように、横浜で買ったものは、掛け紙にひもかけしてある昔ながらのスタイルだが、東京都内で買ったものは掛け紙と同じ絵が印刷された、かぶせフタが使用されており、ひもはかけられていない。

なぜこのような違いがあるのか?謎を解明するついでに、以前から行きたいと思っていた崎陽軒の横浜工場見学に行ってみた。

横須賀線風のショップがお出迎え

この連載の記事一覧はこちら

工場見学は無料で実施しており、大変な人気だというのは知ってはいたが、なかなか予約が取れない。毎月1日朝8時から、3カ月先の工場見学受付をするようだが、HPの予約状況を見ても全て「×」が付いている。

しかし実は希望日を伝えると、キャンセル待ちができるのだ。私もそれで見学することができた。タイミングが合えばラッキーである。

画像を拡大
崎陽軒横浜工場入り口にあるプチミュージアムショップは横須賀線風だ

建物に入るとまず目に飛び込んでくるのが、かつての横須賀線113系を模したプチミュージアムショップだ。と思うのだが、崎陽軒のHPを見ると、「デザインは、崎陽軒とつながりの深い電車をモチーフとし…」とあり、はっきりとは書かれていない。

次ページ懐かしの「立ち売り駅弁」も
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事