寝台特急ヘッドマーク付「ビール」の狙いは? 鉄道は「幸せな思い出」を演出するコンテンツ

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今年のヘッドマークチャームは21種類。なかなかに壮観である(筆者撮影)

5月初め、ふらりと立ち寄ったコンビニのビールコーナーで私の目に飛び込んできたのは、寝台特急のヘッドマークチャームだった。

寝台特急もヘッドマークも大好きなので、思わず手に取ってみる。どうやらヱビスビールを買うと寝台特急のヘッドマークチャームが付いてくる、というキャンペーンらしい。そういえば昨年もヱビスはこのキャンペーンをやっていた。もちろんその時の全6種類は手に入れている。

「今年も集めねば…!」コレクターの血が騒ぐ。誰に頼まれるでもなく、私はそっと景品を吟味し始めた。キャンペーンは始まったばかりのようで、その場で6種類が集まった。

簡単だった。この時はそう思っていた。

今年はなんと21種類!

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「NEWDAYSで寝台特急ヘッドマークチャーム6種類コンプリートした」とSNSで報告すると「早いですね」「すごい!」というコメントの他に、「全部で21種類あるのをご存知ですか?」という書き込みがあった。

調べてみて驚いた。昨年と同じく6種類で全部だと思っていたヘッドマークが、今年はなんと21種類にも増えていたのである。しかもコンビニごとに置かれているヘッドマークが違うという。その意味が最初は理解できなかった。

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こちらは昨年の6種類。北斗星は保存用と合わせて2つ買った(筆者撮影)

コレクションしている人たちの情報を集めてみると、コンビニ1軒に置かれている6種類のうち、3種類は各コンビニ共通で、そのほかは店によって違いがあるらしい。つまり「3種類×6コンビニ+共通の3種類=21種類」となる。

私は驚愕した。と同時に、うれしい気持ちが湧き上がってきた。「また集められる!」

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