小泉進次郎は、挫折を乗り越えられるか 再び勢いを取り戻す、自民党派閥の研究(下)

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大きな挫折を乗り越えられるか

これまでの進次郎氏は先輩議員にもかわいがられ、政界を順風満帆に進んできた印象がありますが、それは未来永劫続くものではありません。

挫折を乗り越えれば進次郎氏は一段と大きくなれる(撮影:尾形 文繁)

なぜなら、まだかわいい1年生議員のうちはベテラン議員もほほ笑ましく見ていたとしても、それが2年生議員になり、自らの出世に影響を与えるような存在、つまり自分に対する脅威ともなれば、それを排除しようとするのが政治家の性であるからです。

ベテラン議員だけではなく、中堅議員や同期の議員にとっても、進次郎氏のみが目立ち、進次郎氏のみが力をつけていくことは、決して歓迎できるものではありません。

そういった事情を知り尽くした進次郎氏は、どんなときも決して驕らず、「日本一のぞうきんがけを目指す」と宣言するなど、つねに謙虚な姿勢を保っています。
その姿勢が周りに評価され、現時点では嫉妬の暴風雨にさらされることは免れていますが、一寸先は闇というのが政治の世界ですので、これからも慎重に歩んでいくことが大切です。

順風満帆の進次郎氏にも、試練が待ち受けていました。先月30日に行われた横須賀市長選挙において、進次郎氏が選対本部長として全面的に支援した自公推薦候補者が落選したのです。

これまで「自民党の顔」として選挙応援で全国各地を飛び回ってきた進次郎氏にとって、自らの地元の選挙で敗北を喫したことは、「選挙に強い」という評価に傷がつく出来事であり、今後の進次郎氏のキャリアに少なからず影響を及ぼすとみられています。

これは「政治家・小泉進次郎」にとって、初めての大きな挫折と言えます。しかし、この挫折を乗り越え、政治家としてさらに一回り大きく成長すれば、「小泉進次郎新党(進次郎派)の設立による角福戦争の終結」、そして「小泉進次郎首相」の誕生が現実のものとなることでしょう。

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