トヨタ「C-HR」のHVとターボは何が違うのか

エコ志向とクルマ好きの両方に応える

トヨタ自動車の「C-HR」が人気を集めている

事前受注は2万9000台を突破

12月14日に発売されたトヨタ自動車の新型コンパクトSUV「C-HR」が人気を集めている。発売時に公表された月間目標販売台数6000台に対し、事前受注は2万9000台を突破。トヨタのウェブサイトで納期メドを見ると、12月22日時点での納期は来年3月下旬以降に工場出荷の予定となっている。

C-HRはハイブリッド車(HV)の「G」「S」、同1200ccのターボエンジンを搭載する「G-T」「S-T」という計4グレードで2タイプのパワートレーンを擁する。HVは前輪駆動(FF)、ターボは4WDだ。

まだ発売1カ月を経過していないこともあって、ハイブリッド車とターボ車の販売比率は明らかにされていない。筆者はこの点が気になっている。発売に先駆けてプロトタイプをテストコースで乗った印象を書けば、同じボディとは思えないほど乗り味が違っていたからだ。ユーザーの人気がどのように二分されるのか興味深い。

ハイブリッド車とターボ車はいったいどこがどう違うのか。プロトタイプなので市販車とは異なる部分もあるとは思うが、C-HRのハイブリッド車は同じTNGAプラットフォームを用いたプリウスと比べると、車高の高さや車体の重さを感じる場面があった。一方のターボ車は、ハイブリッド車より全高が15mm、車両重量が30kg上回るのに、走りの印象は逆だった。

具体的に言えば、ステアリングを切ったときの反応はより素直で、コーナーではプリウスほどではないが重心の低さを伝えつつ、4WDならではの安定感もあった。こんなに運転が楽しいクルマだとは思わなかった。

次ページなぜターボ車は4WDのみなのか
自動車最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 今見るべきネット配信番組
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
トレンドライブラリーAD
人気の動画
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
なぜAmazonの会議ではパワポがNGなのか?
なぜAmazonの会議ではパワポがNGなのか?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本企業は米中の板挟み<br>全解明 経済安保

先端技術をめぐる米中の争いは日本に大きな影響をもたらします。海外からの投資は経済を活性化させる一方、自国の重要技術やデータが流出し安保上のリスクになる可能性も。分断の時代に日本企業が取るべき進路を探ります。

東洋経済education×ICT