最も多いのは、「自撮りをするときに落とす」だそうです。スマホを持って最高のアングルを探すため、角度や向きをあれこれ変えているうちに「ポロっと落ちてしまう」とのこと。1日に何度も自撮りをする彼女たちは、いちいち自撮り棒を出すのも面倒に感じています。できるだけ手を伸ばし、かわいい角度を探していると、イマドキの大きなスマホは手から落ちてしまいます。
また、「ポケットから落ちた」という話も聞きました。つねに手に取れるように制服のポケットに入れている女子高生が多いのですが、スマホを出そうと思ったときに手から滑り落ちたり、かがんだときに胸ポケットから落ちたりするそうです。
ほかにスマホが落ちるのは、混んでいる電車内でスマホを見ているとき、授業中にこっそりスマホを見るとき。一日中スマホと一緒に生活していればいつでも落とす可能性があります。
ただ、女子高生も「落ちていい」とは思っていません。そこで、しっかりホールドでき、衝撃に強いケースが人気です。
ケースにこだわるからiPhoneを選ぶ
2016年8月にMMD研究所が行った「高校生のスマートフォン利用実態調査」では、iPhoneユーザーが77.2%となっています。この調査では性別による違いがわからないのですが、女子に絞るともっとiPhone率が高くなると予想できます。
女子高生がiPhoneにする理由の多くは、「ケースが豊富だから」。アプリマーケティング研究所が2015年に行った調査にもあるように、かわいいケースが豊富にあるというのは重要なポイントです。彼女たちは服や雑貨を売っているお店でiPhoneケースを探すことが多いので、機種別に形が異なるAndroidは使いづらいのかもしれません。
そんな女子高生たちに人気のカバーは「iFace」。特徴的なフォルムが握りやすく、素材にクッション性があって衝撃にも強いことが人気の理由です。また、若い世代に受けるようなビビッドなカラーや女子高生に人気のディズニー柄など、デザインも豊富です。TwitterやInstagramで「iFace」を検索すると、友人や彼氏とおそろいで愛用している画像がたくさんヒットします。
また、若い女性に人気のファッションブランド「サマンサタバサ」の手帳型ケースも人気。iFaceが2000~3000円台なのに比べ、サマンサタバサのケースは6000円台と少しお高めです。誕生日やクリスマスなどに奮発して買う人もいるのかもしれません。
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