マドンナが語った「女と加齢」の厳しい現実 授賞式で吐露した本音が話題に

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 授賞式前のインタビューでは、マドンナはもっとストレートに大統領選に触れていた。「ヒラリー・クリントンは選挙に負けた。つまり旗幟を鮮明にし、女性と女性が自ら力を手にすることの重要性について発言していくことが本当に重要だ」とマドンナは語っている。

女性が従わなければいけない「ルール」

スピーチでマドンナは「ゲーム」のルール、つまり女性たちが従うように強いられている既成概念についても語った。

「(女性は)美しくかわいくセクシーであることは許されても、あまり利口に振る舞うことは許されていない。意見などもってはならない」とマドンナは述べた。「男たちからモノ扱いされることも、ふしだらな女のような服装をすることも許されるが、自分自身がふしだらであることは認められない。そして性的なファンタジーを世界と共有してはならない。絶対にだ」

もうひとつの表立って語られないルールとは、男たちの期待に応えることよりさらに重要だとマドンナは言った。それは「男たちの周囲にいても、ほかの女性たちを不安にしないような存在になること」だ。

またマドンナは今年、この世を去ったプリンスやデビッド・ボウイといった革新的なミュージシャンたちに触れた。「でも私はまだ立ち続けている。私は運の強い人間だ」

(執筆:Eli Rosenberg記者、翻訳:村井裕美)

(c) 2016 New York Times News Service
 

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