「常識とは18歳までの偏見のコレクションだ」と言ったのは、アインシュタイン博士だが、不倫当事者のインタビュー取材をしていて、これほど博士の名言が心に響いたことはない。というのも、日本人にとって恋愛と容姿の関係は大きな問題だからだ。
実際、筆者自身もかつて告白した男性から「顔が無理なんだけど……」と言われて大きなショックを受けた経験がある。多くの人にとって、恋愛と容姿は相互に関係しており、そのトラウマなどで苦しむ人も多数いる。男性にとっても恋愛と容姿は大きな問題で「僕は頭が薄く太っているから、おカネがあっても恋愛できない」と多くの人が語っていた。
“結婚相手”として人気があっただけ
しかし、最近は“イケメン=モテる”という常識に変化が起こっている。イケメンと言われている40代の男性10人が「最近、モテなくなった」と異口同音に言っていたからだ。彼らに「いつ、モテ期だったの?」と聞くと、27~32歳のアラサー期を答える人が8人もいた。そういう男性の共通点を挙げてみよう。
・一流企業など安定感がある会社や団体に勤務し高収入。
・妻との仲はあまりうまくいっていないことが多い。
・身長を含めて容姿がそこそこ整っていて流行に敏感。
・高学歴(中学受験を経験した人が比較的多い)。
・(見た目だけでも)優しそう&誠実そうに見える。
・男友達とつるむのが好き。
・SNSに積極的に投稿している。
上記のような共通点を見てみると、結婚相手としての条件に女性が群がっていたにすぎないのでは……という考えが頭をよぎる。彼らにモテ期の武勇伝を聞くと、同時に2~5人の女性と交際していたとか、美女間で取り合いが起こったなどの体験談を1~2個は持っている。
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