不倫で起こっている「モテの確変」のリアル ブサメン、ロースペ男子がなぜモテる?

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「28~30歳くらいまでがいちばんモテましたね。結局、30歳のときにミスキャンパスだった妻と結婚しました。娘がひとり生まれたものの、以降15年間レス。最近はほとんど会話もしません。誰かと恋がしたい……というか、話し相手が欲しいと思い、かつて激モテしていた大学時代の同窓会に行っていろいろ話したのに、誰からも相手にされなかった」(48歳・マスコミ関連会社勤務)

「好きな女性を誘っても、フラれることが増えました。食事にすらサシで行こうとしない。俺のことが好きと言うのは、メンヘラぎみのアシスタントや後輩ばかり。一度仕事で知り合った3歳年下の弁護士の既婚の女性から誘われたので、エッチしたのですが、その後、音信不通になってしまってショック。相手から先にLINEをブロックされたのが、心にいつまでも引っかかっています」(45歳・外資系投資会社勤務)

非モテ男子に起こる“モテの確変”の条件

前出の男性とは逆に、アラサー期にまったくと言っていいほどモテなかったのに、40代になってメキメキとモテ始める男性も少なくない。彼らは容姿も収入もイマイチという、非モテ男子が多い。筆者が追いかけている経済力がある不倫女子の相手について聞くと十中八九、非モテ男子だ。これを“モテの確変”と感じたので、このように変化する男性の共通点を探った。

ちなみに、確変とはパチンコ用語「確率変動」の略で、当たりを引きやすくするシステムに切り替わることを指す。その派生的意味として、「アイツの仕事は確変に入ったね」など、今までとは激変するような活躍を見せた人に対し、ほめ言葉のニュアンスで使われる。

アラフォーになった瞬間モテ始める“モテの確変”男子の共通点
・ブサメンとも言えるほど容姿は整っていないが、清潔感と愛嬌がある。
・妻や恋人との仲が比較的うまくいっている。
・人の話を最後まで聞き、聞き終わってから自分の話を始める。
・イライラしない、ムッとしない。
・簡単に女性を褒めない、ボディタッチもしない。
・SNSに積極的に投稿をしていない。

上記条件のうち、2~3でも該当する部分があれば、モテの確変を起こすポテンシャルは高い。これらの条件を複数兼ね備えた本橋信弘さん(仮名46歳・メーカー勤務・年収600万円・共働きの妻&中学生の息子2人)に確変のリアルについてお話を伺った。

ちなみに本橋さんは芸人のカンニング竹山さんに似ている。いつも、白か青ストライプの清潔なシャツを着ていて、朗らか。仕事は総務畑を歩んでいることもあり、性格も温和だ。

「妻と結婚10年目、40歳のときに高校の同窓会で再会した女性から誘われて初不倫しました。相手はクラスでは高嶺の花だった女性。2次会でカラオケに行ったときに、何となく人生相談されて、その流れでホテルへ」

何でそんなに“何となく”うまくいったのか。そのときの状況を詳しく思い出してもらうと、ひたすら話を真剣に聞いていたという点が浮かび上がってきた。

次ページ具体的には?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事